みりんがない時の代用レシピ「アルコール+糖分」のお勧めの作り方

みりんの代わりになるものをお探しでしょうか。

みりんは「アルコール+糖分」で代用できます。なぜなら、みりん自体がもち米を原料とした「アルコール」と、ブドウ糖やオリゴ糖が混ざり合った「糖分」でできているからです。

中でも、みりんの代用としておすすめなのは「日本酒+はちみつ」の組み合わせです。

その他にもみりんの代用候補が3つありますが、注意を要するものもあります。

この記事では、「みりんが無くて困っている」という方に向けて、考え得るみりんの代用品の候補を全て紹介します。

あなたの状況にあったみりんの代用品を見つけていただければと思います。


1. みりんの代用はアルコール+糖分でできる

みりんの代用はアルコールと糖分の組合せでできます。
理由はみりんがもち米などを原料とした、アルコール度数約14%と糖分(ブドウ糖やオリゴ糖など複数の糖分が混ざりあっている)を含む調味料だからです。

アルコールと糖分はどんな組み合わせが良いか、下の表をご覧ください。

アルコール種類評価理由
日本酒

アルコール度数約14%でみりんとほぼ同じ。
みりんがもち米、日本酒が米と、わずかな違いはあるが同じ米を原料としている。

白ワイン

アルコール度数約14%でみりんとほぼ同じ。
原料のぶどうの甘さがあるので、糖分を加える量を少なめにできる。

料理酒

アルコール度数、原料が日本酒とほぼ同じだが、食塩が添加されている。

焼酎みりんの原料の1つだが、そのまま使うとアルコール度数約25%でみりんとの違いが大きい。
糖分種類評価理由
はちみつ

糖分の種類がブドウ糖、果糖など複数混ざり合っている。
砂糖よりカロリーが低い。

砂糖糖分の種類がショ糖のみ。

みりんの原料や製法、日本酒や料理酒との違いなどより詳しいことはこちらから

みりんとは?原料・製法と、料理に与える4つの効果を明快解説

 


2. みりんの代用にお勧めの組み合わせ

お勧めの組み合わせ一覧表です。

はちみつ砂糖
日本酒
白ワイン

2-1 日本酒+はちみつ

1番のお勧めです。

日本酒アルコール度数約14%でみりんとほぼ同じです。みりんはもち米、日本酒は米を原料としていて米から出るうま味もみりんのものに近いです。
組み合わせる糖分は、糖分の種類がショ糖のみの砂糖よりも、複数の糖分が含まれているはちみつの方が単に甘くするというよりまろやかに甘さを加えられるのでお勧めです。

2-2 日本酒+砂糖

はちみつがない場合、砂糖を使います。

2-3 白ワイン+はちみつ

日本酒がない場合、白ワインでも代わりになります。
白ワインに原料のブドウの甘さがあるので、加えるはちみつの量を日本酒の場合より少し減らしましょう。

2-4 白ワイン+砂糖

日本酒もはちみつもない場合はこの組み合わせでも、みりんの代用はできます。

 


3. 配合割合の注意点

日本酒:はちみつ=30.8

日本酒:砂糖=31

の割合で混ぜ合わせます。

はちみつが砂糖の8割なのは、はちみつの糖度が砂糖より高いからです。

この時、注意することは混ぜ合わせる酒(日本酒も白ワインも)とはちみつと砂糖は、「同じ体積当たりの重さが違う」点です。

ですから、
この3つを重さで計れば、意図した通りの比率で配合できますが、体積で計るときに、31だからといって大さじ1杯:小さじ1杯と計っては意図した比率にならないのです。

以下は混ぜたい3つの物質の1ml当たりの重さです。

酒(日本酒も白ワインも)1ml=1

砂糖(上白糖)1ml=0.6g (ザラメはもっと重いが、常温の酒に溶けないのでこの場合上白糖がお勧めです)

はちみつ1ml=1.4

参照

大さじ1は何ml?gでは違う?計量スプーンの使い方 | DELISH KITCHEN

 大さじ1杯=15ml

小さじ1杯=5ml

下の表は日本酒:はちみつ:砂糖=30.81にしたいときに単位を各々、g、ml、「大さじ小さじ何杯か」で表したものです。

ml大さじ小さじ何杯か
日本酒1515大さじ1杯
はちみつ42.857小さじ0.57杯(半分強)
砂糖(上白糖)58.333小さじ1.66杯(1杯半強)

日本酒大さじ1杯に対して、はちみつなら小さじ半分強で、砂糖は1杯半強になります。

これは、ケーキを作るときのレシピで、砂糖小さじ3杯と書いてある場合、はちみつに代えたら小さじ1杯で良い、というのと同じことですね。

g数で計れば間違いありません。

でも、計量スプーンですくってしまった方が楽ですよね。そのときは、上記表の割合でやってみましょう。

アルコールに白ワインを使う時は、はちみつや砂糖を少し減らしましょう。理由はワイン自身に原料のぶどうの甘味があるからですね。

また、この比率も目安です。この比率を基本に、ご自分の好みをさがしてみるのも良いですね。

 


4. みりんの代用に注意を要する組合せ

4-1 料理酒との組合せ

冒頭の表にも書いたように、料理酒は原料が日本酒とほぼ同じですが、食塩が添加されていることが日本酒やみりんとの大きな違いです。
みりんの代用を料理酒と糖分での組合せで使うときは、料理に塩分を控える配慮が必要です。それを配慮すれば、料理酒は日本酒の成分に近いので、代用は可能です。

4-2 焼酎との組合せ

冒頭の表にも書いたように、焼酎はみりんの原料の1つですが、そのまま使うと焼酎のアルコール度数は約25%で、みりんの約14%との差が大きいです。
みりんの代用を焼酎と糖分の組み合わせで使うときは、しっかりとアルコールをとばすこと、小さいお子さんには出さないようにする配慮が必要です。
それらの配慮をすれば、代用は可能です。


5. まとめ

いかがでしたか。
みりんが何で出来ているかを知ると、代用には何が適しているかが分かりますね。
なるべく2章でお勧めした組合せを使っていただいて、4章に挙げた組合せの場合は塩分やアルコール度数に配慮をお願いします。

いずれにしても、うっかりみりんを切らしていたときも、このことを知っていると、みりんを使った照りやつやのある料理、食材の臭みを消してコクやうま味のある料理をあきらめなくても良いですね。

和食に欠かせない調味料のみりん、切らさないことが大切ですが、もし切らしてしまった時はぜひお試しください。

 

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